為替取引の円安・円高の意味
よくテレビで円高、円安と言われていますが、実際に為替レートの数字を見てみるとどっちが円安だったかな?と悩んでしまう事がよくあります。
その理由に、為替レート「1ドル 115円」という表示にあるのですが、例えばこれが120円になると円安になります。
為替レートに親しみがない人は、反射的に115円から120円と数字は「高く(大きく)なっている」と感じるのに「円安になっている」というシックリこない感じを受けると思います。
円高とは他の国の通貨に対して「円の価値が高まっている」という意味であり、
逆に円安は他の国の通貨に対して「円の価値が安くなっている」という事です。
ですので、1ドルが115円だったのが120円になった場合、1ドルの缶コーヒーを買うのに115円必要だったのが、120円必要になるという事になります。
このように円安、円高になると外国への輸出や輸入などを行っている企業に大きな影響を及ぼします。
例えば、野菜1kgを1ドルで輸入する契約をしていたとします。
昨日の為替レートが1ドル115円だったので、昨日は1kg 115円で輸入できました。
しかし今日の為替レートは1ドル120円だったので、今日は1kg 120円もかかりました。
このように為替レートが変動し、円安、円高に振れることによって輸出入に携わる企業にとって利益が出たり、損失が出たりと大きな影響がでます。
もちろん、その場合一般の人々にも輸入商品の小売価格が上昇するなど影響もあります。
為替レートはその国の経済指標、政治要因、天候要因(ハリケーンなど)、金利政策など様々な要因によって常に変動しています。
例えば日本の景気が回復してきたと発表されれば円の買いがすすみ、円高になります。
しかし日本で地震が起こったり、テロが起きたりすると円の売りがすすみ、円安になります。
この場合、円が絡む全ての通貨ペア(クロス円)において円安が進む事になります。
外国為替証拠金取引で上手に取引するには日々の経済の動きやニュースに常にアンテナをはり、経済情勢に興味を持つ事が重要です。
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