外国為替証拠金取引(FX)のリスク回避(逆指値で損切り)
外国為替証拠金取引(FX)のリスク回避ルールとして「マージンコール」と「ロスカット」の説明をしました。
しかし、もっと損失が小さいうちに売ってしまいたい!という場合はどうすればよいのでしょうか。
ずっとパソコンに張り付いて為替レートの動きを見て、その場で売るという方法もありますが、為替取引は24時間やっていますのでそれは不可能です。
そんな時に便利なのが「逆指値」という注文方法です。
これは「○○円になったら売る」という注文方法を指定することができる注文方法です。 (または「○○円になったら買う」という注文も出すことができます。)
この方法で注文を入れておけば、急激に為替レートが変動した場合でも、自分の売りたい値段で自動的に売ることができます。
例えば115円で買ったドルが121円になっている場合、119円に逆指値を入れておくことによって急激に相場が変動して朝起きたら110円になっていた!という場合も、自動的に119円で売られますので安心です。
このように損失を拡大しないように前もって逆指値を入れておくことを損切りという意味で
「ロスカットを入れておく」と言います。
しかし逆指値を入れておいても、為替レートの変動が急激だった場合は指定した値段より少し不利な条件で成立してしまう場合があります。
これを「スリップ」といいます。
為替レートをリアルタイムでずっと見ていると、115円32銭→31銭→30銭→26銭と急にレートが飛んでしまうことがあります。
この急激な為替レートの変動(→の部分)が「スリップ」の原因です。
例えば115円29銭で「逆指値」で売り注文を出していたとしても、上記のようなレートの動きの場合、29銭以下(または以上)になった最初のレートで取引が成立してしまうためです。
この場合は26銭で取引が成立してしまうので、指定していた値段よりも3銭損失が膨らむことになります。
FX取引業者がルールとして設けている「ロスカット」も同様の仕組みです。
この他にも外国為替証拠金取引(FX)には、イフダンやOCO注文など便利な注文方法がたくさんあります。
最初はなかなか使いこなせないと思いますが、慣れてくれば自動的にいろいろなパターンの注文を組み合わせることによって、効率的にリスク管理をすることができます。
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